インプラントの治療の流れ

当院の標準的なインプラント治療の流れ

しっかりと治療内容をご説明させていただきます

治療を始める前のカウンセリングで、治療の手順や手術法について、ていねいに説明を行うのは、患者様の質問にお答えして、疑問や不安を残さないようにするためです。

患者様にご安心ご納得して治療をお受けいただけるよう、治療の前には、それぞれの患者様に適した治療計画を立ててご説明し、治療内容を十分にご理解ご納得していただいた上で治療を開始します。（無理に手術をお勧めすることはありません）

正確な手術のためにレントゲン検査、CT検査を行います

インプラントを埋め込む位置や角度には厳密な正確さが求められます。顎の骨の形状や骨の状態、血管や神経の場所などを、レントゲン検査、 CT検査、写真撮影などで精密に把捉し、むし歯や歯周病の感染の有無、噛み合わせのチェックも行います。

代表的なインプラント手術の流れ（2回の手術を行います）

インプラント手術には様々な方法がありますが、最も代表的な「2回法」の治療の流れをご説明いたします。

Step1診断・精密検査＆カウンセリング

お口の中の歯・骨の状態を確認し、レントゲン、CT撮影で骨の量など細部まで検査します。その結果をもとに、患者様の状態にあわせて、治療プランと正確な費用をご提案いたします。

Step2第1回インプラント手術 [人工歯根の植え込み]

手術前の診療でお口の中を清潔にし、部分麻酔でこの手術を行います。歯茎を少し切り、顎の骨にフィクスチャーを埋め込んでから縫合します。

Step3第2回インプラント手術 [土台をとりつける]

1回目の手術を行った後、上顎で約半年、下顎で約3ヵ月経過すると、骨とフィクスチャーがしっかりと結合された状態になります。2回目の手術では、フィクスチャーとアバットメントをネジで固定、型取り後約1ヵ月で「上部構造」を装着します。

Step4メンテナンス

2回目の手術後に、噛み合わせ等の調整を行い、セラミックや金属などでつくった本歯を入れます。その後は定期健診で術後の状態をチェックしていきます。

インプラント治療は手術の成功で終わりではありません。インプラント治療によって改善されたお口と歯の状態を長持ちさせるためには、手術後の定期的なメンテナンスが重要です。